左がDVD付き初回限定版、右が通常版。
ちなみに俺が買ったのは通常版。
というか、初回限定版の存在を知らなかった。 (ノ∀`)
まぁ、知っていたとしても通常版買ったけどね。
以下、ネタバレ注意!
最初は10巻程度で終わるのかなぁと思ったら
なんだかんだで22巻まで続いたねぇ。
正直、メインストーリーだけを考えると
結構短いはずなんだよね。
要約すると烏丸×天満、播磨×八雲×沢近の関係だし。
もちろん他のキャラの話もいろいろあったけど
主人公はあくまで天満と播磨って事を考えると…ね。
烏丸×天満と播磨が天満に振られるのは予想できたとして
1番気になったのは播磨と八雲&お嬢の今後。
お嬢に完全に振られたと思いきや
成り行きで許婚の振りをするという大役を受ける播磨。
かと思えば家を追い出されて八雲(とサラ)と同居だと!?
ほんと最後の最後までどっちになるかわからない展開だった。
結局、どっちも選ばず一人放浪ってのは播磨らしいっちゃらしいが
すごい勿体無いと思ったわ。 (;´Д`)
俺なら間違いなくお嬢を(ry
播磨の性格からすると今後も一人身なのかなー。
最後まで天満への未練たらたらだったしw
最後でも八雲とお嬢も播磨への未練はありそうだったけど
一気に数年も話が飛んだのは残念。
どういう経緯で播磨がいなくなったのかとか
八雲とお嬢の播磨争奪戦とか
そういう後日談をもっと見たかった…。 (´・ω・`)
最終巻はお嬢と播磨のやりとりが全体的に良くて
思わずにやけてしまったぜ。 (・∀・)ニヤニヤ
怪我の手当ての最中に思わず心の内を暴露するお嬢とか
許婚の振りを引き受けるシーンとか。
ツンデレ好きにはたまらないんだぜ? (´¬`*
ってか、最後まで播磨ってお嬢と八雲の気持ちに気がついてない?
だとしたらすごい罪な男だ…。 (# ^ω^) ビキビキ
烏丸の不思議な行動の数々は結局なんだったんだろうか。
天満を受け入れなかった理由はともかく
あの奇抜な行動は烏丸にとっては普通なのか? (;´Д`)
八雲の能力についても謎のまま。
あの小さな女の子はなんだったのか。
そういえば塚本家に両親いないのも引っかかるしな…。
途中で切ろうと思った事もあったけど
最終的に最後まで付き合って良かったかなと。
ただ何も考えずに読んでると
意味不明な話とか展開もあったんだが
「こういう見方」もあるんだと思うと
気が付いてないだけで色々な伏線とかあったんだろうなぁ。
でも正直、次は素直に読めるストーリーにして欲しいかな…。 (;´−`A``
この作者の作風というか売りなんだろうけど
スクランは全体的に不思議な雰囲気だった。
「何か裏がありそう」と思わせるような作りというか。
読んでて常にそういうのは感じてたけど
はっきりと気付けなくてもやもやしたんだよね。
…で、さっきのサイトを見つけて「なるほど」と思ったわけで。
しかしあのサイト見てると
「この人達は一体何と戦ってるんだ?」
と思わせる読み合い合戦でワロタw
逆に言うとそこまで考えないとわからない伏線があったってわけで
全部狙ってやってるんだとしたら
この作者はすごいとしか言いようが無い。
サスペンスとかミステリーとか描くとすごそうだな…。 (゚A゚ ;)
実際「夏のあらし」というミステリー?作品を連載中だけど
俺にはついていけそうにないので1巻で諦めたという…(ぇ
絵は良いんだけどストーリーでマニア向けになってしまってるというか…。
多分、スクランを切った人のほとんどが
あの紆余曲折するストーリーについていけなかったんじゃないかと思う。
俺もそうだったし。
そういう意味では一般の人には薦められないマンガかもしれない。
いや、「面白くない」って意味じゃなく「特殊」って意味でね。
ぱっと見は学園ラブコメなんだけど不思議な作品だと思うわ。
あー、話がループしそうなのでまとめると
素直なストーリーが好きな俺にはちと難しかったけど
最終的にハッピーエンドで良かったって事で。
個人的には「もっと素直なストーリーを…」とは思うが
作者はこのまま独特な路線で行くのもいいと思う。
なんかこのスタンスの方が活き活きしてそうだしw
とりあえずスクランお疲れ様でした!